アトランティコ手稿 12+13、25冊セット
(Il Codice Atlantico)

ファクシミリ版は全世界で998部刊行、手書きナンバーリング付き

ファクシミリ巻(12冊組):各冊(サイズ60.3×44cm)とも背表紙に金文字入り手綴じ革装丁。
付属解説巻:アウグスト・マリノーニ編集の原文翻刻および修正翻刻テキスト本12冊組、およびピエトロ・C・マラーニ編集のテーマ別・アルファベット順索引の収録巻が1冊。各冊(サイズ30×21.5 cm)とも背表紙に金文字入り手綴じ革装丁。

 

アトランティコ手稿は、レオナルドの書き遺した文献の中でもその内容が最も多岐にわたるコレクションです。1500年代末期、彫刻家ポンペオ・レオーニはイタリアで収集した多くの紙葉・紙片を携えてマドリードに戻ってきますが、それはレオナルドの知的生産のほぼ全体を占めるボリュームでした。これらの紙葉を用いてレオーニは、レオナルドの驚嘆すべき才能の全方位を、すなわち造形芸術と同様にレオナルドが情熱を注いだ機械工学、数学、天文学、自然地理学、植物学、化学、解剖学のすべてを網羅する、非常に興味深くも壮大な編集作業に取り組みました。

「東方三博士の礼拝」、「レダと白鳥」、「アンギアーリの戦い」の3作品の理論的・実践的注釈に富んだ習作のほか、革新的技術プロジェクト、水力装置、兵器、要塞、飛行機械、船、自動機械といった非常に有名な素描が当手稿には収録されています。また、ミラノの都市改造やフランス・ロモランタンの王家邸宅の建築プランの他、未完成に終わったフランチェスコ・スフォルツァ公やジャン=ジャコモ・トリヴルツィオ将軍の騎馬像の設計も手稿には含まれています。
手稿中のレオナルドの直筆テキストは、アウグスト・マリノーニによる原文翻刻、修正翻刻にて紹介されています。

 

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